Blog 情熱!!経営支援!!

昨今の専門家に思う。

人間って不思議と同じ穴のムジナみたいになるんだなと最近感じます。近頃の専門家に対して特にそう感じる。群れるというか、お互い角を取り合うというか。個性を自分で殺そうとする。
おんなじようなレベル感の仕事をするようになる。せっかくいい資質を持っていても低いレベルにあわせて突出しなくなる。

クライアントである支援機関や派遣機関と相談者である事業者の想像を超えようとしない。言われたことしかしない。工夫しない。

ここ数年は、あちこちの機関で専門家の育成などに関わることが多くなってきて、評価したり、助言したり、仕組みをつくるようなことが増えてきてます。前出のようなことを特に感じます。戦略的な話をせず言われたことだけ回答して継続相談に結びつけられなかったり、事例作成にしても熱意がなく研究心もない薄っぺらい内容でがっかりすることが多いです。

事業者に差別化と言ってるのに自分は差別化しないのかなぁ。


むしろ支援機関の各県や全国の経営指導員の事例発表に学ぶものが多い。レベルすごい高い。

新たなテーマでのセミナー資料や支援ツールなどもめんどくさがって自分では作らない。そのくせ他人のものは欲しがる。

がむしゃらな人って少なくなってきたなあと感じます。世の中の変化なのか。いてもごく少数か。
スマートになるのはいいけど、野武士みたいなゴツゴツした人と仕事したいのは贅沢なんだろうか、叶わぬ夢なんだろうか。酒飲むのも痛飲するぐらいの思い切りのいい人と飲みたい。

ということで、育成はこれまで通り全力対応ですが、誰もやらないならまだまだ私が泥臭くゴツゴツがむしゃらにいけばいいのかと納得してます。
思いを伝染させればいい。
老害にならないように、支援業界をよくすることも考えてしっかりたっぷり仕事をしていきます。